明るい色の名古屋帯のリクエストが多い中、こちらのようなきれいな色使いの帯はいかがでしょうかと思い、ご紹介させていただきます。
芹沢_介氏の「民芸運動」に影響を受けて型絵染を習得され、その後沖縄の紅型に憧れて影響を受けた作品を多く創作されている、祝まなさんの帯が2点入荷いたしました。
こちらは大きな毘沙門亀甲の模様が取られ、その中に梅のお花や小さな草や木などが臙脂色と今様色の濃淡で型絵染の技法によって描かれた素敵な九寸名古屋帯です。
きっぱりとした印象の図案が可愛らしさのある桃色系で染められている事にユニークさが見えますが、いろいろなお着物とも合わせていただきやすい色使いなのが嬉しいところです。
少しシボのあるちりめん地に染められていますので、柔らかい素材のお着物とも、紬系のお着物ともお合わせいただけます。
ぱっとお花が咲いたような華やかさのある、初春からの装いに取り入れていただきたいおすすめの一点です。
今様色(いまよういろ)「#d1697a color-sample.com」、
臙脂(えんじ)「#b94047 color-sample.com」
をご参照下さい。
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