萩の葉の地模様がある紋絽紗の生地のお太鼓やタレ、前太鼓の部分に金彩が施され、躍動感のあるトンボが大きく描かれた夏の九寸名古屋帯です。
夏帯としては少し珍しいタイプですが、軽めの附下から絽や紗の小紋、紋紗や絽の無地のお着物など、また色目や柄によっては夏紬や麻系のお着物ともお合わせいただけます。
金の地に紺色と紺碧のトンボがスカッと映えて目を引き、写実的に描かれたトンボは活き活きとしていて飛び立ちそうです。
トンボはそれぞれ銀糸と金糸で駒刺繍が施されていて、さらにゴージャスな印象となっています。
季節のものをモチーフにした名古屋帯は、それだけでタイムリーに身に着けようとワクワクしてしまいますが、トンボは初夏から盛夏を通して秋口まで、季節的に広い範囲でお使いいただけます。
近年ではこれほどの手の込んだ名古屋帯はあまりつくられていませんので、ご興味がおありの方は是非この機会に手に入れられてください。
未着用品。
トンボの色は紺色「#1f3466 color-sample.com」、
紺碧「#005380 color-sample.com」
をご参照下さい。
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