【商品説明】
緯糸に節のあるとてもざっくりとした座繰り糸の生紬の生地が、中間の藍色に染められ、お太鼓の部分は蝶々の模様に染め抜かれ、いろいろな色で色付けされた型絵染の九寸名古屋帯です。
この大胆ともいえる図案と、使用されている生地の風合い、全体の藍色がすべてマッチしているようで、ひとつずつの作品に対しての作家のこだわりが感じられ、量産品との違いが見て取れます。
こういったポイント柄の型絵染の帯はあまり多くないと思われますが、絣の柄だったり、格子や縞だったり、全体的に模様があるお着物をお召しになる時には重宝します。
特にこの明るい藍の地色はお着物との相性が良く、淡色系でも、濃い色でも合わせていただきやすいと思います。
お太鼓の2匹の蝶々は向かい合ってホバリングしながらお話をしているように表されているのに対して、前柄の蝶々は格好よく飛んでいるように見えるのが少し不思議に思えましたが、羽の形など細やかに表現されているためだと改めて感心しました。
ひとつお持ちになりますといろいろと活用がききますし、装いに工芸的な良さも感じられるおすすめの一点です。
未着用品。
地の色は藍色「#114a66 color-sample.com」、
蝶の色は砂色「#dcd3b2 color-sample.com」、
草色「#596630 color-sample.com」、
榛色(はしばみいろ)「#bfa46f color-sample.com」、
葡萄色(えびいろ)「#640125 color-sample.com」、
朱・緋(あけ)「#ba2636 color-sample.com」
をご参照下さい。
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