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【商品説明】
グレー味のある薄茶・江戸鼠色の非常に細かな市松文の地に、少しディフォルメされた小さなお花と蔓が整然と並ぶ唐花模様が織り出された、名物裂の全通の袋帯です。
「高雄裂」とは1967年に大丸百貨店の創業250周年記念の品物として、川島織物さんが6種類の名物裂を発表され、関係者やお得意様に販売されたものです。
その時に6種類の裂の実物を張り込んだ図録も販売されましたが、当時それを購入した知人がかなり高額であったと話しておりました。
こちらはその中の蔓唐花文緞子という裂でお仕立てをされた袋帯となります。
非常に品格のある佇まいで、フォーマルの装いにもしっかりと受けてくれそうな力がありますので、訪問着や附下のお着物と合わせますと上品な着姿となって素敵だと思います。
またお茶席などの場面でも、色無地や江戸小紋のお着物ともしっくりと合いますし、もう少しカジュアルに、格高な飛び小紋や地模様のあるお召織のお着物などともお召しいただけます。
紬のお着物でしたら、絵羽附けになったものや工芸的な作家物などの訪問着附けや熨斗目模様などのお着物にも合わせていただけると思います。
お花の中心にだけ金糸が使われていて、お召しになって動かれますと少しだけキラッとして綺麗です。
名物裂ならではの格調の高さと、シックな色使いで、普段使いからお茶席やパーティーまで、かなり広い範囲にもお召しいただけるおすすめの一点です。
地の色は江戸鼠「#665a54 color-sample.com」、
花の色は練色「#ede4cd color-sample.com」、
柴染（ふしぞめ）「#b28c6e color-sample.com」、
蔓の色は秘色色（ひそくいろ）「#abced8 color-sample.com」、
薄萌葱「#98b38d color-sample.com」
をご参照下さい。
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