アールヌーボー模様錦丸帯
大正時代の高級な、そして通好みでもある代表格、アールヌーボー模様の丸帯です。
全体のデザインはアールヌーボー的描き方なのに、題材はインドの壺や唐花文様をアレンジしたものが使われ、おそらく孔雀をイメージした鳥も描かれています。
この時代、デザインする人も、織る人も、まだ見た事のない海外の様々な題材を入手できる範囲の資料などから参考にし、工夫してアレンジしていました。情報があふれすぎている現代とは違い、素朴でシンプルに、ひたすら良い物を作り続ける事に情熱をそそげたと思える、ある意味で優雅な古き良き時代を思わせる作品です。
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こちらの商品は「きものサロン」秋号の帯の特集で紹介していただきました。
商品番号 r0196
アールヌーボー模様錦丸帯
販売価格 有難うございました
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