帝王紫・葡萄紬地名古屋帯 吉岡常雄作
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帝王紫・葡萄紬地名古屋帯 吉岡常雄作

古くから高貴な色とされる紫、中でも紀元前1600年より続く染色法であり「帝王紫」と呼ばれる貝紫の染料を使い、たわわに実った葡萄の実が描かれた紬地の名古屋帯です。
貝紫の研究を長年続けられ、その先駆者である故・吉岡常雄先生の直筆の貴重な作品です。
吉岡先生は、研究のために日本各地をはじめ、世界中を回って貝紫の記録がある場所へ実際に足を運び、素晴らしい功績を残されました。 その一部をまとめられた著書「帝王紫探訪」にも、その情熱的な探究心を伺い知ることが出来ます。
ギリシャでのエピソードに、葡萄の思い出のお話があり、そのことからこちらの帯の題材になったのではないかとも思われます。
少し波の様な地紋がある変織の紬地に、本当にたっぷりの貝紫と本泥金を使って描かれた、贅沢な逸品です。
ご子息であられる吉岡幸雄先生による鑑定書があります。
1980年代の作品だそうです。
11月11日(火)入荷予定。

商品番号 r0260
帝王紫・葡萄紬地名古屋帯 吉岡常雄作
販売価格 有難うございました

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