西洞院辻が花染訪問着 大脇一心作
着丈158c(+6)m 裄丈65(+4)cm 袖丈47(+3)cm
染色史において、桃山時代の華と言える辻が花染。江戸初期には途絶えてしまい、ほんの一時期にしか見られなかったため、幻の辻が花染とまで言われています。
その復元に力を注がれ、桃山時代の物に近い雰囲気を持ちながら独自の世界観でやさしさのある美しい辻が花染を作り続けていらっしゃる大脇一心さん作の訪問着です。
このクラスの作品は本当に滅多に出合える事はありません。それなのに、2008年の秋に続けて再び入荷できました事は非常に嬉しく思います。
今回入荷の訪問着は絞り染の部分の色使いのやさしさや、藤の花のリズミカルな描かれ方が大変洒落た清楚な雰囲気の作品です。
それでいて、辻が花ならではの手挿しの墨絵の部分が個性的で、雅楽をテーマにした図案や、だまし絵の様に隠れた月や星があり、とても楽しい雰囲気になっています。
下前のおくみには月や星と一緒に北斗七星も描かれています。
究極のお洒落着とも言える、紬の訪問着の逸品です。
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商品番号 r0282
西洞院辻が花染訪問着 大脇一心作
販売価格 有難うございました
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