手描友禅菖蒲図名古屋帯 羽田登喜男作
重要無形文化財「友禅」保持者・羽田登喜男作。
水のほとりの空気が伝わってくる様な、菖蒲の図を描いた清々しい縮緬の名古屋帯です。
この種類の菖蒲は花びらに水分が多く、ぽってりとした印象なのですが、そのみずみずしさが感じられ、思わず手に取りたくなるようです。
水面に浮かんだ水の輪を表す撒糊の使われ方も絶妙で、その事によって立体感が生まれ、全体を活き活きとした空気が流れているようです。
現代の日本の気候から考えますと、素材によっては早めの単衣時期までお使いいただきます。
白っぽい紬や小紋などと合わされてもお洒落で、季節のテーマ性のあるとても素敵な逸品です。
商品番号 r0309
手描友禅菖蒲図名古屋帯 羽田登喜男作
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