重要無形文化財本場結城紬 鳥獣戯画図
着丈160(+5)ｃｍ 裄丈68ｃｍ 袖丈49ｃｍ
おそらく20年位前のものと思われる驚きの本場結城紬が入荷いたしました。
淡いグレー地に藍の100亀甲が全体に織りだされ、その亀甲の部分には目立たないのですが流水の模様が重ねて絣で織りこまれ、白く残された部分にはウサギとカエルが遊んでいる、いわゆる鳥獣戯画の図が茶色の絣で織りこまれています。
図案も、ウサギがお相撲をしていてカエルが行司をしていたり、特に弓を脇にかかえているウサギがなぜか扇子の様な物を持って、桃太郎の様に天晴れのポーズをしているのがユーモラスで可愛いです。
そんな可愛らしさのある図案も、染でなく手括、手織の絣で表現するとなると、本当に高い技術を要します。
重要無形文化財技術保持者の方々の成せる技といったところでしょうか。
そして織柄ならではの、染とは違う味わいが線のちょっとしたモタモタ感も含めて魅力的です。
しかしながら、品質的にはさすがに本場結城紬で、その特有の非常に軽やかな高級感があり、上質なカジュアルの代表的なお品物として、ちょっとしたお出かけにさりげなくお召しいただくことができます。
着心地も良く、長くご愛用いただけ、着られるたびにちょっと嬉しくなってしまう、そんな逸品です。
未着用品。
商品番号 r0310
重要無形文化財本場結城紬 鳥獣戯画図
販売価格 有難うございました
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