本場琉球紅型ぜんまい紬名古屋帯地
玉那覇有公作
重要無形文化財「紅型」保持者、玉那覇有公さん作の名古屋帯地です。
当然の事ではありますが、お仕事に対する姿勢や取り組まれ方すべてに信念を持って、厳しい目線で素晴らしい作品の数々を世に出されています。
特に紅型の基本は型にあると言われ、連日工房で型を彫っておられるそうです。
その精密さと感性の豊かさはすべて作品に現れています。
また奥様と近くの野山にスケッチに行かれるそうですが、その自然を愛される心のやさしさも伝わってくるようです。
こちらの作品は生地にぜんまい紬を使用されていますが、染上がった物は生地の凹凸など何の影響もないかの様に美しい紅型が染められています。
ほっこりとした梅の花と、切り込む様にシャープに描かれた笹の葉のコントラストが絶妙に余す所なく染めあげられています。
ある種エネルギッシュな力強さを感じられます。
地色は淡いモスグリーンでぜんまい紬の持つ独特の色が反映して全体的にややシックな色調となっています。
帯にお仕立されてお召いただくとどんなに素敵な事だろうと楽しみに思える逸品です。
ちなみにこちらの作品は、全行程玉那覇さんご自身の手による物です。
1枚目の写真をクリックすると大きい画像をご覧いただけます。
商品番号 r0324
本場琉球紅型ぜんまい紬名古屋帯地 玉那覇有公作
販売価格 有難うございました
|