手織錦袋帯 山鹿清華作
日本画を長年学ばれ、図案家として織手として、京都西陣の染織工芸の世界に大きな遺産を残された山鹿清華さん作の袋帯です。
大正・昭和の初めからの激動の時代の中、強い探究心と新しい物へのチャレンジ精神で試行錯誤を繰返し、創作活動や発表を続けられ、山鹿芸術を確立されました。
独創的なデザインと「手織錦」とも呼ばれる誰も真似のできない高い技術による素晴らしい作品の数々は、時代を超えて見る人に深い感動を与えるものです。
今回の作品は2点が姉妹作かとも思われる、どちらも雅楽に関連する楽器をテーマとした、山鹿さんのオリジナルの作品です。
こちらは山鹿さんの特徴でもある、独特の毛足のある細いひげ紬に似た真綿紬糸を使用されています。
お太鼓に琵琶が一つ、金駒糸を含む多足の糸の綴織で織り出された、弦楽器をメインにデザインされたものです。
2点ともかなりの大作で、大変立派な直筆の箱書のある共箱におさめられています。
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商品番号 r0364
手織錦袋帯 山鹿清華作
販売価格 有難うございました
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