首里手花織名古屋帯「末広」 宮平初子作
重要無形文化財「首里の織物」技術保持者。
人間国宝認定記念 宮平初子「首里の織物」掲載作品。
タイトルに「末広」とある様に、扇子をかたどった花織が整然と並ぶ図案を、7色の色糸のきれいなグラデーションで織り出した美しい名古屋帯です。
地織の無地の紬の部分も、草木染の上質な細い糸を使用されているので大変しなやかで、手に触れてもやさしく、思わずため息がこぼれてしまいます。
戦後、琉球の花織の復元と織り手の教育に尽力された宮平さんですが、何十年もの間に色々なご苦労を重ねられ、試行錯誤を繰り返された事と思われます。
伝統を守りながら、それをより完成度の高い物へと導かれる感性は、お若い頃に良き師につかれて養われたものと、以前からお持ちであったずば抜けた才能によるものと思われます。
そんなことに思いを馳せながら眺めてみると、改めて作品の素晴らしさに嬉しくなってしまう、大変希少な逸品です。
商品番号 r0385
首里手花織名古屋帯「末広」 宮平初子作
販売価格 有難うございました
|