本爪綴波文名古屋帯 細見華岳作
重要無形文化財「綴織」保持者、細見華岳さん作の綴名古屋帯です。
奈良時代に中国より伝えられた綴織。
日本の染織の歴史の中で独特の変化と成長を遂げ、江戸時代に花開き、現代では一般的に帯としてなじみ深く親しまれています。
その中でも細見さんは、独特の技法と流麗な流水文や幾何学文を創作され、1997年に人間国宝の認定を受けられました。
その作品は帯の形にはなっていますが、水であったり光であったり風であったりと、独特の世界観の広がる美しい芸術品とも言える素晴らしい物です。
はじめに図案を起こされ、それにそって爪掻き綴の技法で織り出していかれるのは、どれほどの根気強さと時間と技術を要するのかは計り知れません。
だからこそ完成した作品は見る人々に感動を与えるのだと思います。
着物の世界はそんな素晴らしい作品を身につける事ができ、本当に素敵です。
他の芸術品や美術品では体感できない良さを感じられます。
こちらの作品もそれを感じられる逸品です。
一度使用された折りしわの様なものがありますが、強い線ではありません。
商品番号 r0413
本爪綴波文名古屋帯 細見華岳作
販売価格 有難うございました
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