「雲」本爪綴名古屋帯 細見華岳作
重要無形文化財「綴織」保持者・細見華岳作。
本爪掻き綴とも呼ばれる、手織の綴名古屋帯です。
やすりで鋸の歯の様に爪先を削り、そのギザギザで経糸を掻き寄せて文様織をします。
細見さんの場合は、技術的な事はもとより、デザインや色糸使いなどに特徴があり、線や面による構成と糸の変化で独特の高いセンスの品格ある作品をつくられます。
こちらの作品は、非常に細い地金通の織になっています。
凹凸のない完成度の高い綴織でありながら、この楽しい図案によって、もくもくと雲が湧き立つ様な立体感があります。
色使いもとてもきれいで、お召いただくと本当に素敵で上品なボリューム感を持って現れます。
品格のある素晴らしい逸品です。
商品番号 r0484
「雲」本爪綴名古屋帯 人間国宝 細見華岳作
販売価格 有難うございました
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