本場筑前博多織名古屋帯地 小川善三郎作
重要無形文化財「献上博多織」保持者、故・小川善三郎氏作の八寸名古屋帯地です。
博多織の歴史は古く、鎌倉時代から続いています。その技法や図柄の由来に、中国伝来の要素を多く含む織物の一つと言えます。
江戸時代、黒田藩(現在の福岡県)の保護と厳しい管理の下で作られ、幕府への献上品とされた事が「献上博多織」という名前の由来である事は有名なお話です。
中でも、小川善三郎氏の作品は、草木染による色のやわらかさや糸質の良さ、そしてもちろん技術的な面から見ても別格に素晴らしいです。当店では博多織の扱いは少ないのですが、小川さんの作品には、何とも言えない独特の力があります。
こちらは白地に白の織になったもので、清楚な雰囲気を持っています。
小川氏の作品はどこか気品があって、お召になられた時に明確にその事が現れるのが特徴です。
春先から単衣時期に、色々なお着物と合わせていただけると思います。
保存状態も大変良く、未仕立の状態となっています。
今回、もう少し古い時代の、お仕立された状態の作品ももう一点入荷いたしております。
春の着物のワードローブに加えていただくと、少し違った着こなしをお楽しみいただける事と思われます。
商品番号 r0500
本場筑前博多織名古屋帯地 人間国宝 小川善三郎作
販売価格 有難うございました
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