「春霞」紬織着物 人間国宝 志村ふくみ作
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「春霞」紬織着物 志村ふくみ作

着丈164cm 裄丈68.5cm 袖丈49cm

重要無形文化財「紬織」保持者、志村ふくみ作。
志村氏は1924年に滋賀県に生まれ、55年に染織の研究を始められ、独創的な自然の情景をとらえた、手紡ぎ・草木染染料・手織による数々の素晴らしい作品を発表され、90年に人間国宝に、93年には文化功労者に認定されました。
こちらは昭和50年作の「春霞」というタイトルの作品です。
いつも、志村さんのお着物には滋賀県の琵琶湖の湖面を連想してしまうのですが、こちらも春の湖に霧が立ちのぼる様をイメージしてしまいました。
お羽織いただくと、広い面積にぼかしでとられた白の部分がとても素敵で大変あかぬけたモダンさがあり、訪問着付にはなっていますが、お洒落着の最高クラスとしてお洒落帯などと合わせて、特別なお出かけにお召しいただくと非常に映えて目を引くと思われます。
35年以上前の作品とはとても思えない、現在でも先端を行く素晴らしさがあります。
糸の光沢といい、手になじむ柔らかさといい、是非一度実物をご覧いただきたい逸品です。

商品番号 r0503
「春霞」紬織着物 人間国宝 志村ふくみ作
販売価格 有難うございました

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