沖縄県指定無形文化財 首里花織名古屋帯地 人間国宝 宮平初子作
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首里花織名古屋帯地 宮平初子作

重要無形文化財「首里の織物」技術保持者、宮平初子作。 戦後、琉球の花織の復元と織り手の教育に尽力された宮平氏ですが、何十年もの間に色々なご苦労を重ねられ、試行錯誤を繰り返された事と思われます。
伝統を守りながら、それをより完成度の高い物へと導かれる感性はお若い頃に良き師につかれて養われたものと、以前からお持ちであったずば抜けた才能によるものと思われます。
花織の名の通り、本当に花が咲いた様に美しい名古屋帯地です。
こっくりとした山吹色地に織り込まれた緑の糸のグラデーションがとてもきれいで、全部で10種類の色糸が巧みに配置され、美しい文様を構成しています。
少し離れて見るとまた違った見え方になり、その構成から上品な華やかさが生まれ、帯でお召になるとどんなに素敵なことかと想像が膨らみます。
琉球王朝の玉府に育まれて発展した織物でもあり、どこか洗練された雰囲気を持っている為か、首里の花織は他の産地の紬とも特に相性が良く、染帯などとのコーディネートとはまた違って、カジュアルな中にも少し格のある着こなしになる様に思われます。
お出かけ先でコートを脱いだ時、ぱっと花開いて周りの人をはっとさせる、そんなお洒落をお楽しみ下さい。
最高クラスともいえる、花織の名古屋帯です。
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商品番号 r0505
沖縄県指定無形文化財 首里花織名古屋帯地
人間国宝 宮平初子作
販売価格 有難うございました

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