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草木染紋織名古屋帯地　佐々木苑子作

軽くてはりのある上質な紬糸で、一見すると白緑色の無地に見えてしまう様な細い経縞を、緑の濃淡でランダムに織り出した地に、浅葱、紫根、茜色などのきれいな色がグラデーションの紋織で織り込まれた素敵な名古屋帯です。
2005年に、紬織では志村ふくみ氏についで2人目の人間国宝の認定を受けられた、佐々木苑子氏の作品です。
自然の中の1コマをスケッチして幾何学文様にアレンジされ、草木染で糸を染め、図案にそって手織で織られるそうですが、茜色から山桃色、福木の黄色へと変化する四角いグラデーションが、野に咲く可憐な花の様で本当に美しく表現されています。
たれになる部分にも柄が織り込まれていますので、お太鼓にしてお召いただくと、まさに花が咲いた様にぱっと華やかな印象になります。
草木染ならではの多色の糸のハーモニーが大変美しい、おすすめの逸品です。
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商品番号 r0512
草木染紋織名古屋帯地　人間国宝　佐々木苑子作
販売価格 有難うございました