トルファン綿藍染絞着物 福本潮子作
着丈166cm 裄丈69.5cm 袖丈49cm
伝統的な藍の絞り染で表現される福本潮子氏の作品は大変モダンで、今までの絞り染では見る事がなかった洗練された物で、着物という面積の中に大きな独特の世界観が広がっている様です。
そんなにたくさんの作品を作られるわけではない様なのですが、ご縁があったのか、木綿と麻のお着物と帯が続けて入荷し、嬉しい驚きを感じています。
こちらは木綿のタイプですが、もう1点の麻の物と違って白の面積が少なく、ぼんやりと現れた浅葱色の水玉の様な小さな丸が経に並んでいます。
その並び方が、反物の状態ですと経に並んで見えたのですが、お着物に仕立上ると横段の様に並んで見えます。
真っ白の部分がない分、明るい藍が際立って見え、濃淡の美しさがより強く感じられます。
おはおりいただくと、しっかりとした上質なトルファン綿の光沢が程よく現れ、藍の色をよりきれいに見せてくれます。
木綿の藍染という事だけでは説明がつかない、何かまったく違う要素のある様な不思議な美しいお着物です。
反物の状態で入荷いたしました物を、当店で単衣のお着物にお仕立致しました。
商品番号 r0518
トルファン綿藍染絞着物 福本潮子作
販売価格 有難うございました
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