重要無形文化財
格子に松皮菱文絣越後上布着尺
林宗平作 三越扱
南の島の宝布、宮古上布、芭蕉布と並んで、こちらは雪国の宝布とも言える重要無形文化財の越後上布の反物です。
どちらも、染織品がお好きな方には、見るだけでもある種の緊張感の様な物を与える不思議な力があります。
越後上布の歴史は古く、1300年とも言われます。
その製作工程は30以上にも及び、さらに各工程に熟練した高度な技術と日数を要するため、現在では生産数は激減し、年間10反もできないほどになっています。
藍の色が透き通る様に冴え冴えとし、越後上布ならではのしなやかな手触りと相まって、手に取ると本当にため息が出る様な美しさです。
お仕立いたしますと、幾何学文様が連続して、またお洒落なお召物になる事が想像できます。
そしてお召になられると、白い長襦袢が藍の色を一層映えさせてとてもきれいな色となり、着る方を素敵に引き立てます。
昔からきものファンの方が、いつか一つと思われる越後上布の魅力はたくさんありますが、お召になった時に本当に涼しい事も大きな魅力の一つです。
是非一度、実物をご覧いただきたい逸品です。
証紙有。
商品番号 r0522
重要無形文化財 格子に松皮菱文絣越後上布着尺 林宗平作
販売価格 1,200,000円＋税
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