江戸期麻帷子裂創作名古屋帯
おそらく奈良晒と思われる麻地の江戸裂が手に入りましたので、時間をかけてお手入をし、足りない部分に大正時代の麻を使って、着用可能な状態の名古屋帯にお仕立をいたしました。
表情の違う2本の帯ができあがってまいりました。
100年以上を経て良い味わいにこなれた色合いに、近年の物とはまた違う独特の風情があり、とても素敵です。
見るからに涼しげで、お召になられると周りの方まで涼感が伝わる様な雰囲気を持っています。
縞の越後上布などと合わせてさらりと着られても良いですし、また絣柄の宮古上布などと合わされても素敵です。
近年のお着物とも違和感なくお召いただけます。
大正期にも、こういった江戸裂を帯に使う事はお茶人や趣味人の間で盛んに行われていました。
近年は物が豊富にありますし、そのような手間をかける方も少なくなってきましたが、あまり素敵な裂でしたので、ちょっと頑張ってみました。
この夏のイベントにご紹介できて良かったと思っております。
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4段目右の写真がもう1本の図柄です。
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商品番号 r0528
江戸期麻帷子裂創作名古屋帯
販売価格 有難うございました
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