蚊帳吊草模様麻名古屋帯 鈴木紀絵作
少し横長の市松織の麻地に、勢い良く咲く蚊帳吊草の花が描かれた夏らしい素敵な名古屋帯です。
野山に自生し、夏になると可愛い花を咲かせる蚊帳吊草をテーマにされています。
まわりを飛び交う小さな蜂や蝶々も色どりを添えていて、
お太鼓にした時、花の影から手先の柄としてちょこんとのぞいたりします。
夏の自然の風景を切り取った作品の中でも、テーマとしては珍しいかもしれません。
身近で華やかさのある朝顔や芙蓉の花ともまた違って、野山にひっそりと、でも力強く咲く草花に脚光が当たるのはなんだか嬉しく、さすが鈴木紀絵さんならではと思えたりします。
花火の様に、この季節に一生懸命咲く様子が伝わってきます。
色のバランスもシックな地色の中に白が美しく、お太鼓にした時に花開く図案となっています。
上布類にも良く合いますし、きれいな多色使いの小千谷なども入荷いたしますので、そちらにも素敵です。
そういったお着物と合わされて夏の最高のお洒落をお楽しみいただき、野山へ思いを馳せられるのも楽しいのではないでしょうか。
(長さ)約3m65cm×(太鼓巾)31.4cm×(前巾)16cm。
商品番号 r0535
蚊帳吊草模様麻名古屋帯 国画会会員 鈴木紀絵作
販売価格 有難うございました
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