重要無形文化財 越後上布
雲取に秋草模様染小紋
アンティーク
着丈160cm 裄丈70cm 袖丈61cm
本当に嬉しい驚きを覚えてしまう様な、夏のアンティークのお着物です。
大正時代には、こんなぜいたくな事を実現できる作り手が多くいた事を証明するかの様なお着物です。
経緯手績みの非常に細い苧麻で織られた、現在の重要無形文化財の越後上布にあたる生地に、麻の葉模様の雲取が大きく全体を分割し、その間に萩やなでしこなどの草花が描かれた小紋の柄付となっています。
うっすらと網干や流水の図案も盛り込まれ、夏の風情を表しています。
近年で、このような上質な上布の白生地の物は、まず訪問着の柄付のタイプしかお目にかかれません。
もちろん、そちらも非常に希少品です。
大正時代には、まだ江戸時代から続く越後上布の生産数があったため、このような小紋のお着物も作る事ができたのでしょう。
上等な着物である事は変わりないのですが、現在ではとても考えられないぜいたくで貴重な物です。
またこちらのお着物はほとんど着用されていない良い状態で、お寸法もたっぷりとしている事が嬉しいです。
越後上布は他の産地の上布と違い、古い物でも一反の長さがたっぷりしていた事も幸いしたのかもしれません。
お袖丈はオリジナルのままとしています。
衿は自然衿となっていますが、どちらもご希望で加工を承ります。
とても涼しく、着心地の良い越後上布の染小紋のお着物です。
是非一度ご覧下さいませ。
商品番号 r0538
アンティーク 重要無形文化財越後上布 雲取に秋草模様染小紋
販売価格 有難うございました
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