郡上紬綾織名古屋帯地 宗廣陽助作
仕事の関係で何度も訪れた郡上の町へ先日行ったところ、市の博物館で「宗廣力三氏の遺作展」が開催されており、大変嬉しくさっそく観に行かせてもらいました。
さすが地元だけあって、宗廣氏が大切にされていた縞帳や自筆のデザイン画、試し織の生地なども展示してありました。
30年も前の作品とは思えないモダンなデザインも多く見られました。
また戦後、地元の産業復興を目指し、一つの産業として確立させるために、地元に残る資料などに基づき、地元の上質の蚕で草木染紬を研究、指導していらした頃の素朴な作品もとても素敵でした。
その中にこちらと同じタイプの織の男性用の角帯とタペストリーが展示してあるのを見て、何だかルーツに出合った様に嬉しく思いました。
草木染の茜色は本当に味わいがあり、時を経るごとに深みを増してより美しくなっていきます。
柳悦考氏との交流による影響から、数少ないですが吉野織やこういった変八橋織の作品を稀に見る事があります。
こちらの帯地は、現在では郡上紬の技術を伝承、監修されている宗廣力三氏の長男である宗廣陽助氏による作品です。
柄の端から端でちょうど8寸になります。
少し広めのお仕立てで両端に無地を出されるのも良いかもしれません。
ご希望でお仕立も承ります。
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商品番号 r0567
郡上紬綾織名古屋帯地 宗廣陽助作
販売価格 有難うございました
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