蟹牡丹錦名古屋帯 人間国宝 喜多川平朗作
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蟹牡丹錦名古屋帯 喜多川平朗作

重要無形文化財「羅」「有職織物」保持者・喜多川平朗作。
今回入荷いたしました3点は、少し古い時代の20〜30年位前の作品で、使用もされていますので、少しお買得価格でのご紹介となっています。
こちらは伝統的有職文様の一つである、蟹牡丹の文様の名古屋帯です。 中国では古来より花の中の王とされ、「富貴花」とも呼ばれ広く観賞用や薬用としても愛されてきた花で、工芸品や染織品の図案としても好まれた様です。
日本では、奈良時代から平安時代にかけて文献にも登場する様です。 人々を引きつける、他の花にはない気品と華やかさを持っていたからでしょう。 江戸時代の献上鍋島緞通にも、この蟹牡丹の図案は多く見られます。
牡丹の花を胴、葉を手足に見立てている事など、昔の人はおおらかで少しユニークだと思えます。
柄の大きさや色使いのお洒落さからか、伝統的でありながら古臭さは感じさせないモダンな作品です。
江戸小紋や附下、無地のお着物と合わされてお茶会などのお集まりの会にも最適です。
また普段のお出かけにも、すんなりと色々なお着物と合わせてお使いいただける、活用のきくおすすめの一点です。
(長さ)約3m61cm×(太鼓巾)30cm×(前巾)15.6cm。

商品番号 r0586
蟹牡丹錦名古屋帯 人間国宝 喜多川平朗作
販売価格 有難うございました

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