「カリアンドラ」本場琉球紅型訪問着
城間栄順作
身丈170cm 裄丈70cm 袖丈54.5cm
沖縄の染織文化の歴史は大変古く、また多種多様で、それらは他の地域には見られない事です。
そしてその影響力は大きいものであったと言えます。
そうした沖縄の染織における長い歴史の中で、様々な困難をくぐり抜け、現代でも多くのファンを魅了するものの一つが紅型染です。
その紅型染の第一人者のお一人である城間栄順さん作の素晴らしい訪問着のご紹介です。
一見すると、肩と裾のみの柄付に見えるのですが、実は総柄の染めになっていて、無地に見える部分にも全体に地染が施してあります。
訪問着の柄の配置の部分だけに色挿しがしてあるといったこだわり様で、お召になった時にはその地紋の様な地の染めが奥行となって現れます。
早朝の霞の様に段々とぼかし染になって消えていくかの様に、大変お洒落な柄付になっています。
あたたかい沖縄ではカリアンドラの花が普通に咲いている様子を目にする事ができます。
日常の風景にあるものを題材にして、このような華やかなお着物となる琉球紅型染の素晴らしさや、城間さんの染織家としての素晴らしさを改めて感じさせられます。
こちらの訪問着は大作の一つと言えるでしょう。
是非一度お羽織りいただいて、その素晴らしさをご実感ください。
袖丈は49cmにお直しをする事が可能です。ご希望で加工も当店で承ります。
未着用品。
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商品番号 r0597
「カリアンドラ」本場琉球紅型訪問着
日本工芸会正会員 城間栄順作
販売価格 有難うございました
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