重要無形文化財久留米絣「姫椿」
山村省二作
身丈160ｃｍ 裄丈67ｃｍ 袖丈49ｃｍ
昔ながらの伝統的技法にそって、丁寧な手仕事の積み重ねによって作られ、なおかつ現代の着物ライフに合ったデザイン的には新鮮さを持ち合わせた、素晴らしい久留米絣のお着物です。
手紡ぎの木綿の風合いの良さは、手元でそっと撫でていたくなる様なやさしさがあり、羽織るとふんわりと包み込まれる様です。
藍染の木綿ならではの、どこか安心感の様なものも感じられます。
藍と茜で染められた糸が美しいグラデーションとなっていて、その中を「姫椿」の花が連なって咲いています。
ところどころに強い調子で経に走る藍と白の縞がアサギ色に変化して、地色に溶け込んで消えた様に見える部分がありますが、お召になられた時に、それが本当に素敵なアクセントになります。
こんなにも柄を集合させた様に手の込んだ木綿の絣のお着物で、着られた時にここまですっきりとお洒落にまとまる素敵な作品に、ほとんど出合った事がありません。
ここまで複雑でも、着られた時のイメージを大切にされた、完成度の高い素晴らしい作品を作られる山村省二氏とは、本当にすごい方なのでしょうと改めて感じさせられ、このような作品をご紹介できる事を嬉しく思えます。
木綿ファンならずとも、お着物ファンの方には是非一度ご覧いただきたい、おすすめの逸品です。
未着用品。
商品番号 r0652
重要無形文化財久留米絣「姫椿」
日本工芸会正会員 山村省二作
販売価格 有難うございました
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