花の丸紋図手刺繍訪問着
アンティーク
身丈157ｃｍ 裄丈67ｃｍ 袖丈72ｃｍ
大きめの小葵の地紋の錦紗に、牡丹、菊、梅などの花々が丸紋の形でボリュームのある手刺繍で描かれた、時代色のある豪華な黒地の訪問着です。
丸紋の周りに散らされた梅や菊の花が華やかさを添え、上前裾の松が重厚さを出している様です。
保存状態は比較的良かったのですが、少しお寸法が小さかった事もあり、当店で時間をかけてお手入し、お仕立替をいたしました。そのため、胴裏は白となっています。
きれいなアンティークのお着物は、見ているだけでもどこか心が弾む様な魅力を持っています。
特に、この時代のお着物は現代より大胆な物も多く、お着物らしい華やかさがあります。
また刺繍が多い物は注文から1年以上かけて作られるのも当たり前だったそうで、何とも優雅で、その事が作風にも現れるのか、大らかさがあり、美しさにゆとりを感じられるのかもしれません。
こちらのお着物も、疋田文様を刺繍で表現した部分の細やかさや、牡丹の花びらのぼかしなど見どころも多いです。
そして、やはりお召になられた時に一段と良さが現れます。
アンティークファンの方で、フォーマルなどのご予定がおありの方には、是非ご覧いただきたいおすすめの逸品です。
商品番号 r0653
アンティーク 花の丸紋図手刺繍訪問着
販売価格 有難うございました
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