「御召十」江戸小紋 人間国宝 小宮康孝作
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「御召十」江戸小紋 小宮康孝作

身丈167cm 裄丈69cm 袖丈48.5cm

重要無形文化財「江戸小紋」技術保持者。
江戸時代から伝わる技術を研究、継承し、手仕事の染として現代まで伝わる基礎を作りあげられた、小宮康孝さんの作品です。
こちらは江戸小紋の中でも『定め小紋』とも呼ばれる種類の、江戸時代に各大名が藩を表すシンボル的文様として、主に峠の柄として用いられたもので、「御召十」は徳川家の文様と定められていたそうです。
もう一点ご紹介している「大根とおろし金」の様な町人文化から生まれた粋な図案とは対照的で、その事柄から見ても江戸小紋の歴史や生まれた背景などの深さを感じさせられ、一段と楽しく思えます。
現代ではお好みで図柄を選んで楽しめますが、それはある意味では幸せな事かもしれません。
少し離れると変化のある唐茶色の無地に見え、近づくと極角通しに見え、すぐそばまで来ると「あら!御召十なんだわ」とちょっと嬉しい驚きのある素敵な江戸小紋です。
その目を見張るような細やかさには、さすが小宮氏のお仕事へのこだわりぶりを感じられます。
今回は、小宮さん作のお着物が何点か入荷いたしました。
おそらく20〜30年位前の作品と思われる反物を当店でお手入し、お仕立したものです。
近年、また一段と人気の高い江戸小紋、その中でも究極ともいえる格高でとてもお洒落なおすすめの逸品です。

商品番号 r0657
「御召十」江戸小紋 人間国宝 小宮康孝作
販売価格 有難うございました

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