花唐草文本綴袋帯 山鹿清華作
こちらも久しぶりの入荷となります。
昭和の巨匠のお一人で、その後の染織の世界に大きな影響を与え数々の功績を残された山鹿清華氏の、監修ではなくご本人オリジナルの作品です。
独創的なデザインと個性的な色使いですが、これが帯となり、実際にお召になると、着た時の事をすべて計算して作られているという事に驚かされてしまいます。
とかく作品優先で、そのインパクトばかりが目に留まり、全体のバランスがとりづらい様な物とはまったく違います。
同色の濃淡で複雑な色合いを醸し出している地織部分はビロードの様に見えますが、あまり凹凸感のない細いループの様な変わった織で非常にしなやかです。
しっかりと打ち込まれているのにしなやかな帯は、本当に締めやすいです。
ちょっとオリエンタルなテイストも感じられる花の模様と、少し織り込まれた金糸がアクセントになって素敵です。
別でご紹介している龍村美術織物製の「埃及向栄文」同様、意外と広い範囲のお着物と合わせされて、一味違うお洒落な装いをお楽しみいただける事と思います。
是非実物をご覧いただけたらと思う、昭和の名作です。
未着用品。直筆共箱有。
(長さ)約4m48cm×(太鼓巾)31.6cm。
商品番号 r0678
花唐草文本綴袋帯 山鹿清華作
販売価格 有難うございました
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