「藍華」川平織市松花絽織着尺反物 日本工芸会正会員 深石美穂作
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「藍華」川平織市松花絽織着尺 深石美穂作

ユニークな経緯で昭和53年より沖縄に移り住まれて57年に工房を開かれ、沖縄の伝統に沿いつつ新しい個性を兼ね備えた草木染、手織の美しい作品を数多く世に出され、きものファンにも人気の高い深石美穂さんの作品です。
今回ご紹介のこちらの作品は、最初に目にした時に、これが手に入る事はすごく幸せだと思ってしまうくらい素晴らしい織物、という印象でした。
ご本人の説明にもある通り、まず練絹に藍染という事だけでも、着尺一反分を均一に染める事は非常に技術を要する事だそうです。
そのためにとても上質の絹糸を使用されていて、またその染め上がった藍染の張りの強い糸で、花織と絽織の市松となった複雑な織を着物地として織り上げるというのは、まあ一般人には到底想像がつきませんが、プロフェッショナルならではの技術と根気と熱意の成せる業なのでしょうか。
ただ、完成品からはそういった大変さとか、ましてや辛さの様なものはまったく感じられず、風の通り抜ける様な透け感があり、本当に宝物の様に見えます。
このタイプのお着物は、お好みで軽めの裏地を付けられて袷のお仕立にされる方もありますし、単衣にして盛夏までお召になる方もいらっしゃいます。 まずは袷にされて、何年か後に単衣にお仕立替されるというのも良いかもしれません。
この機会に是非一度ご覧いただきたい逸品です。

商品番号 r0687
「藍華」川平織市松花絽織着尺 日本工芸会正会員 深石美穂作
販売価格 有難うございました

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