「名物大蔵錦」全通袋帯 龍村晋謹製
古くから、興福寺や春日大社などの神事に深い関わりのある、大和猿楽系の狂言を伝える唯一の流派、大蔵流の創流者である大蔵彌右衛門が、豊臣秀吉より拝領した事からその名前がついたと言われる「大蔵錦」の文様の全通袋帯です。
石畳文の地に瓢箪と法螺貝が織り出された大変華やかさのある錦の文様となっていて、16世紀のその頃にはさぞかし見る人を驚かせて、その心を引きつけたものと思われます。
そんなに古い時代の由緒正しいものという事よりも、現在にも通じるその優れたデザインに純粋に魅了されます。
私自身、15年かもう少し以前に、大正時代に復元されたと思われる裂の断片を見てとても驚き、印象深く目に焼きついてしまいました。
名物裂の中でも、個人的にも大好きな文様の一つです。
今回こちらの「大蔵錦」、別で入荷しております「金剛錦」、「早雲寺文台裂」など名物裂の復元の作品の中でも、人気が高く、品質の良い物が色々と揃い、ご紹介できる事をとても嬉しく思っています。
その中でもこちらの「大蔵錦」は、一番希少性が高いと言えるかもしれません。
是非一度ご覧くださいませ。
未着用品。
(長さ)約4m43cm×(太鼓巾)31cm。
商品番号 r0706
「名物大蔵錦」全通袋帯 龍村晋謹製
販売価格 有難うございました
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