「子持菱文羅」袋帯 北村武資作
重要無形文化財「経錦」「羅」保持者・北村武資作。
「羅」の歴史は古く中国前漢の時代からあり、日本には7世紀頃に伝えられたと言います。
北村武資氏もその出土品を見られて、その美しさに深い感銘を受けられ、その後長年に渡って研究を続けられ、たくさんの問題をエネルギッシュに解決、そして復元され、さらに独自の技法を確立され、「羅」では1995年に人間国宝に認定されました。
今回、八寸の羅の名古屋帯も中旬に何点かご紹介させていただく予定ですが、こちらはとても珍しく、もう少し細い糸によって子持菱文の羅が織り出された全通の袋帯となっています。
藍がかったグレーが透き通ってとてもきれいな色となり、動きによって複雑な変化があり、何とも言えないシンプルに美しい織物と感動してしまいます。
このタイプですと、色無地や江戸小紋、附下から上布類など、広い範囲でお使いいただけると思います。
このクラスの物を身につけますと、夏の暑さも嬉しい緊張感に飛んでしまいそうです。
それも夏の着物の魅力の一つです。
今回、他にご紹介している2点と比較してご覧いただける、ちょっと珍しいチャンスです。
ご興味がおありの方は、是非一度お立ち寄り下さい。
未着用品。共箱有。
商品番号 r0711
「子持菱文羅」袋帯 人間国宝 北村武資作
販売価格 有難うございました
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