喜如嘉の芭蕉布 人間国宝 平良敏子作
身丈161cm 裄丈64cm 袖丈49cm
今年は嬉しい事に、喜如嘉の芭蕉布のお着物が3点入荷いたしました。
こちらは15〜20年位前の平良敏子氏の作品です。
竹の様にも見えるヒキサギーと横絣の組み合わせの少し珍しい柄の絣で、テカチ(車輪梅)と琉球藍の糸で織り出されています。
私自身、古い染織品を長く扱ってきましたので、芭蕉布は非常に製作工程も多く、高度な技術を要する希少性の高い織物という感覚でつい見てしまいがちですが、夏に銀座の街を歩いていて、時折きれいに着こなされている方をお見かけして、はっとする事があります。
織物として楽しむ古い琉装のものとはまた違って、お着物としてもとても素敵な物なのだという事を改めて実感させられ、当たり前の事なのにと何だかおかしく思えたりしました。
今回ご紹介のこちらのお着物は、お求めになられた方が偶然この作品をモデルの方が着て専門誌に載っている写真を資料としてお持ちで、それを見ると、やはり実際に着ると独特の個性があって素敵だなと感じました。
芭蕉布は柄によって本当に雰囲気が変わるので、こういった絣だとこういう雰囲気になるのだという事も大変参考になりました。
是非一度ご覧くださいませ。
2枚目の写真をクリックすると、大きい画像をご覧いただけます。
商品番号 r0725
喜如嘉の芭蕉布 人間国宝 平良敏子作
販売価格 有難うございました
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