流水文正藍染絹紅梅単衣 松原與七作
青山みとも扱
身丈168cm 裄丈68.5cm 袖丈51cm
一段と上質な栃尾の紅梅織の絹の生地に、まさしく透き通る様な水浅葱色で流水文様が染められた、表現しがたいほどに美しい夏のお着物です。
ふわっとしていて、でも表面はカリッとしたメレンゲのお菓子の様なその色の透明感から、ガラス細工の様にはかなげでありながら、太い糸の格子がどこかきちんとした感のある、とても素敵な風合いです。
紅梅織に藍型染の夏のお着物は古くから愛好家も多く、たまに出合う事がありますが、ほとんどが綿紅梅に濃い藍の物で、どちらかというと上等な浴衣の様な、半衿なしでも着られるスタイルのものが多いです。
同じ紅梅織の中でも、栃尾の絹紅梅は本当に軽やかで、トンボの羽の様な凛とした美しさがあります。
その生地に、日本工芸会正会員である松原與七氏が、こんな素晴らしい作品を染められているのですから、素敵でないはずがありません。
本藍染のため、裏面が同じ水浅葱色の無地となっていて、それが表に透けて見え、白い部分がややグレーがかった影の様になって流水文様を立体感のあるものにしています。
白の半衿がすきっと映えて涼やかで、白の紗献上などできりっと着こなされてもとてもお洒落だと思います。
是非一度実物をご覧いただきたい夏の逸品です。
未着用品。
商品番号 r0752
流水文正藍染絹紅梅単衣
日本工芸会正会員 松原與七作 青山みとも扱
販売価格 有難うございました
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