重要無形文化財 越後上布
着丈161cm 裄丈69cm 袖丈49cm
まさしく雪国の宝の布と言える、驚くほど極細の手績みの苧麻で織られた、重要無形文化財の越後上布のお着物です。
少し古い物でしたので、雪晒しをお願いして、当店でお仕立替をいたしました。
このお寸法になった事からすると昭和中期の物かとも思えるのですが、越後上布は昭和以前の古い物でも反物の長さが近年と同じくらいたっぷりとしていますし、あるいは糸質の良さから考えるともう少し古い時代の物かもしれません。
古い物と考えても、白地の部分が多く、大変ぜいたくな作品と言えます。
とびとびに配置された雪の結晶の形の可愛い絣がポイントになってその絣の藍色が逆に地色の白を引き立てている様です。
お羽織りいただくと、無地部分が多い事でかえって手績みの苧麻による織物の何とも言えない美しさと品の良さが、見るからに軽やかな質感となって現れます。
夏のテーマの染帯や、羅の八寸名古屋帯などと合わせてお召いただくと、どんなに素敵かと想像してしまいます。
夏のお着物の最高峰とも言える越後上布の中でも、また一段と希少性の高い逸品です。
アンティークの扱いに付、上布ファンの方にはおすすめの大変お買得価格となっております。
商品番号 r0757
重要無形文化財 雪の結晶模様 越後上布
販売価格 有難うございました
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