水辺の小舟図染に刺繍越後上布夏名古屋帯
アンティーク
水辺に葦が生え、その間に漁を終えた小さな手漕ぎの船が寄せられた、情緒のある夏らしい風景を描いた麻の名古屋帯です。
江戸の帷子などの流れを汲んだ、大正時代の夏の帯に好まれて用いられる素敵な図案ですが、現代のお寸法にお仕立が可能な状態のものはなかなかなく、いつも残念に思って諦めていました。
こちらは昼夜帯の形で入荷いたしましたが、時間をかけてお手入しましたら比較的きれいに上がってきましたので、柄配置を切り替えて、太鼓裏に同時代の無地の麻を使用してお仕立をいたしました。
今の時代では大変贅沢と言える重要無形文化財の越後上布を使用して藍の型染をし、手刺繍を施した素晴らしい夏の名古屋帯に生まれ変わってできあがってきましたので、大変嬉しくご紹介いたしました。
夏の上布類や夏大島などと合わせていただいてもとても素敵で、一点ものならではの個性のあるコーディネートをお楽しみいただきご満足いただける事と思います。
是非一度ご覧いただきたい、おすすめの逸品です。
(長さ)3m73cm×(太鼓巾)31cm×(前巾)15.4cm。
商品番号 r0766
水辺の小舟図染に刺繍 越後上布夏名古屋帯
販売価格 有難うございました
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