「名物吉野間道」本袋帯 龍村平蔵製
龍村平蔵氏は、大正時代に日常に着られていた着物や帯を、研究を重ね、美術的価値のある織物へと高める事に貢献されました。
その作品に出合うたび、独創的な意匠にいつも新鮮な驚きを感じ、また高い技術と品質の良さの裏付けには感動さえおぼえます。
今回は何点かご紹介させていただいていますが、その意匠の多様さと完成度の高さは本当に数点を目にするだけでも十分に伝わる迫力の様なものがあります。
こちらは名物裂文様の中でも人気の高い「吉野間道」の本袋帯です。
昨年、龍村晋氏作の作品をご紹介いたしましたが、こちらは龍村平蔵製となります。
龍村の伝統の意匠としては基本は同じなのでしょうが、お色など何かどこか印象が違っている様で興味深いです。
間道手の品質の良い帯は、個人的にも本当に何本でも手に入れたいもののひとつですが、なぜか数も少なく、なかなかご紹介できないのが現状です。
お合わせいただけるお着物の範囲も広く、格調高くお洒落で決して飽きる事もなく、長く長くご愛用いただける大変おすすめの逸品です。
未着用品。
(長さ)4m22cm ×(太鼓巾)31.4cm。
商品番号 r0771
「名物吉野間道」本袋帯 龍村平蔵製
販売価格 有難うございました
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