「波斯大鵬分文」本袋帯
龍村光翔 (二代目龍村平蔵) 作
真珠色の地のお太鼓部分に大きな円が置かれ、その中に少しデフォルメされた孔雀が立つ姿を、龍村平蔵カラーとも言える金と色糸を駆使した大胆かつ細やかな図案で織り出した、個性的な本袋帯です。
タイトルにある波斯(ハシ)はペルシャの事を指し、大鵬とは伝説の巨鳥を意味しますが、共の桐箱の中に入っていた二代目平蔵氏が書かれた書付には『孔雀は「極楽の鳥」として人々に幸せをもたらすもの』といった内容のものがありましたので、この場合の大鵬とは孔雀を指している様です。
大きな円の周りの一番外側のボーダーの文様がただの縁取りの柄だと思っていたのですが、タイトルにペルシャの意味がある事がわかってからもう一度見ると、ペルシャ文字に見えてきた事がとても不思議でした。
大変立派でありながら、少し可愛らしさのある素敵な本袋帯です。
淡い色の訪問着や江戸小紋などと同系色で上品にまとめられたい時に、ただ無難なまとまりでは少し物足りないと思われたら、こういったインパクトがあるポイント柄の袋帯は大変お役立ちのアイテムです。
年間を通してあまり季節も問わずご活用いただけて、長くご愛用いただけるおすすめの逸品です。
(長さ)4m46cm ×(太鼓巾)30.5cm。
商品番号 r0781
「波斯大鵬分文」本袋帯 龍村光翔 (二代目龍村平蔵) 作
販売価格 有難うございました
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