カトレアの花小紋 浦野理一作
身丈162cm 裄丈66cm 袖丈49cm
浦野理一氏は、日本の伝統的な染織品の研究を長年続けられ、それらの復元もその当時のお洒落な着物を求める方の気持ちに応えるべく、個性的で他に例を見ないタイプの作品を作られ、40年以上前のミセスなどの雑誌の巻頭を飾り、多くのファンを魅了しました。
こちらは昭和の頃に大変人気のあった、大胆なカトレアの花が染められた小紋のお着物です。
ただ、それを藍返しの型染の様な色合いに染め出されているのは、やはり他には見られない浦野作品ならではのものと思います。
そしてカトレアの花の部分も花びらなどに微妙な濃淡があり、大きな図案ながらのっぺりとならない不思議な立体感があります。
おそらく普通に花柄を染め、全体を藍に浸けて染めたのではないかと思われます。
あまり常識にとらわれず、ユニークな発想によって求める色彩やできあがりのデザイン重視で取り組まれたのではないでしょうか。
藍の色が本当に美しく、すらりとした着姿を演出してくれます。
良い小紋をひとつと思ってお探しの方には一度お試しいただきたい大変おすすめのお着物です。
商品番号 r0787
カトレアの花小紋 浦野理一作
販売価格 有難うございました
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