遠山図藍型絵染経節紬名古屋帯 浦野理一作
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遠山図藍型絵染経節紬名古屋帯
浦野理一作

浦野理一氏は、日本の伝統的な染織品の研究を長年続けられ、それらの復元もその当時のお洒落な着物を求める方の気持ちに応えるべく、個性的で他に例を見ないタイプの作品を作られ、40年以上前のミセスなどの雑誌の巻頭を飾り、多くのファンを魅了しました。
この秋は浦野氏の作品が何点か入荷しております。
順番にご紹介させていただきたいと思っております。
こちらは、沖縄の古い紅型染にも見られる定番的な模様でもある遠山図の藍の型絵染を、浦野氏ならではの経節紬の生地に染めた名古屋帯です。
辛子色の山はベンガラで縁取られ、藍の山は墨で縁取られています。 その事でとても奥行のある深い味わいとなっています。
白い波の模様がユーモラスでありながら大変効果的に全体に動きを与え、山々を引き立てています。
どこか懐かしさのある昭和の民芸のテイストを持った素敵な作品です。
特筆すべきダメージはありませんが、30年位を経ていると思われますので、浦野氏作品のファンの方でご理解をいただける方におすすめしたいと思っております。
(長さ)3m54cm×(太鼓巾)31cm×(前巾)16cm。

商品番号 r0791
遠山図藍型絵染経節紬名古屋帯 浦野理一作
販売価格 有難うございました

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