土佐手縞 格子八寸名古屋帯地
福永世紀子作
いつも福永さんの作品を見ると、古くに日本に渡り、珍重された唐木綿を連想してしまいます。
それは、天然の恵みの様な上質の木綿を手で紡ぎ、草木で染め、心を込めて織る、そしてその創り手にインテリジェンスがあってセンスが良いという、100年以上の違いがあってもそこに存在する共通点からなるものだからかもしれません。
本当に心地良さを感じられる、素敵な織物です。
こちらはインド茜と藍でやわらかい色に染められた、ランダムな格子の名古屋帯です。
先日、ちょっとしたきっかけで土佐の地へ出かけました。
想像以上に南国的なイメージで、目の前に広がる太平洋は圧倒的でしたが、地元の方はその太平洋を「うちの庭の池だから」とユーモアのある言葉で表現されていて、「そのくらい土佐の人間は心が広いよ」とお話されていました。
そして色々な方に本当に心から歓迎していただきました。
きっと福永さんはこんな素敵な土地で物づくりをしていらっしゃるから、新鮮な空気をいっぱい含んだ陽だまりの様に心地良い、大らかな作品ができるのだなあと感じました。
一度は手に触れていただきたい、そんなおすすめの逸品です。
今回はもう一点、茶綿の色そのままの糸と、薄い緑の糸で織られた無地っぽい作品も入荷しております。
こちらの商品は、ただいま高島屋大阪店にて開催中の
『リサイクルきもの&SALE和雑貨バーゲン』会場に移動しております。
大変申し訳ございませんが、ご了承くださいませ。
商品番号 r0821
土佐手縞 格子八寸名古屋帯地 福永世紀子作
販売価格 有難うございました
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