狂言装束写三猿の図手描染開名古屋帯 紬屋吉平扱
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狂言装束写三猿の図手描染開名古屋帯
紬屋吉平扱

中国の古い水墨画に見られる様なキンシコウが、「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿の形をとった姿が手描で描かれた、少しユニークで、でもとてもお洒落な名古屋帯です。
淡い錆浅葱色地に雲取の様な梅の花の様な形が取られ、お猿さんたちの背景となる部分がとてもきれいな薄紅色の暈しになっている事に、何とも心憎いこだわりのセンスを感じます。
テーマのはっきりとした染の帯を好まれ、デザインされていた浦澤月子さんですが、「観劇にはこんなお洒落をしてくださいよ」といったお気持ちが伝わってくる様な、狂言の装束に取材したと思われる図案となっています。
ずっと以前、狂言の装束の肩衣の図案ばかりを集めた明治か大正時代の版画の画集を持っていたのですが、それにこちらに近いものが載っていました。
前柄は厚板格子の模様が友禅で染められています。
本当に贅沢感のある、グレードの高いカジュアルをまとめた様な素敵さです。
紬のお着物と合わされて、颯爽とお出かけいただきたいおすすめの名古屋帯です。
(長さ)3m65cm×(太鼓巾)31cm。

商品番号 r0830
狂言装束写三猿の図手描染開名古屋帯 紬屋吉平扱
販売価格 有難うございました

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