市松に雪輪友禅開名古屋帯 紬屋吉平扱
明るめで淡く薄い銀鼠色地に、枇杷茶色が市松取になった上に、フワフワと漂う様に雪輪が散らされた開名古屋帯です。
大ぶりに描かれた雪輪は金彩・銀彩が施されたり、中心に目のない細やかな疋田模様が描かれたり、頬紅の様に暈しが挿されたりと色とりどりで華やいでいます。
疋田の柄の小さな四角に、飛び飛びで手刺繍までされた凝り様です。 どこまでもお洒落を追及され、お客様に嬉しい驚きを提供された浦澤さんのこだわりなのでしょう。
近年はここまで高いクラスの名古屋帯は数少なく、なかなか出合う事がありません。
しかしながら、こだわりの手のかけ方と研ぎ澄まされた感覚の様なセンスの良さは人を寄せ付けないものではなく、とても可愛らしさが感じられ、まるでお干菓子か民芸玩具を見る様な懐かしい印象があります。
こんな素敵な帯があると、冬のお出かけも心がうきうきしそうです。
市松を引き立てる様に施された金糸の刺繍がどこかおめでたさも演出していて、お正月にも良いかもしれません。
すっきりとモダンでいて、どこか女性らしさのあるおすすめの名古屋帯です。
(長さ)3m68cm×(太鼓巾)31.4cm。
商品番号 r0831
市松に雪輪友禅開名古屋帯 紬屋吉平扱
販売価格 有難うございました
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