松に家並図京友禅訪問着 上野為二作
身丈175ｃｍ 裄丈68ｃｍ 袖丈60ｃｍ
重要無形文化財「友禅」保持者、上野為二作。
鳩羽鼠色と胡桃染色をどちらもずっと淡く薄くしていった様な、上品な2色が弧を描いて暈しの染め分けにされ、下前から上前に向って躍動感のある松の枝が横切っている、大胆な構図の訪問着のお着物です。
そしてその松の枝の向こうに民家の家並が見える、遠近法的な配置となっています。
松の葉や家々の屋根など色とりどりに彩色されていますが、全体にベージュの紗がかかった様な抑えたトーンにまとめられていますので、底光りする様な静かなゴージャス感が感じられます。
実際にお羽織りいただきますと、このジャンルのお着物としては最高クラスと言える作品ならではの品格のある本物の華やかさが現れます。
「きちんとドレスアップをして着てお出かけしてみたい」などと思ってしまいます。
かなり高い格の帯を受け入れてくれるのは当然ですが、有職文様などの少し抑え目の袋帯などを合わされて、着物の王道を行く様な上品なコーディネートもすごく素敵です。
こちらも昭和の匠のお一人、人間国宝である上野為二氏の素晴らしい作品です。
かなりのお身長がおありの方にもお召いただける寸法となっていますが、お仕立替が可能な配置の柄付になっています。
袖丈も1尺3寸(49cm)にお直しが可能です。
ご要望に応じて加工等も当店で承ります。
未着用品。
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商品番号 r0838
松に家並図京友禅訪問着 人間国宝 上野為二作
販売価格 有難うございました
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