薔薇に遊ぶ小鳥図訪問着 皆川月華作
身丈157cm 裄丈69cm 袖丈68cm
昭和の時代に日本の染織の世界に大きな影響を与え、多大な功績を残された皆川月華氏の大作とも言える訪問着のお着物です。
個人的にもその作品は大好きで、今までにも訪問着、黒留袖、名古屋帯など何点か扱わせていただきましたが、まさかこれほどの作品が手に入るとは思っていませんでしたので大変驚いています。
月華氏の作品のひとつの特徴でもある、インパクトのある色使いとロウケツ染の偶発的な面白さを活かした地染、たっぷりと描かれた赤いバラとその下で遊ぶヒヨコ達の活々とした表情、その柄を躍動感のあるものにする効果的で細やかな手刺繍など、各部分を見ていても嬉しく時間が過ぎてしまいます。
そしてまた手元で見ていた時はまるで一枚の絵画を見ているようでしたのに、お召になるとこれがまったく違う印象になり、まるでパッと灯りがともった様に、そして着物として生命が吹き込まれた様に華やいだものとなります。
実際に着用可能な状態に時間をかけてお手入をし、お仕立をしていますが、一度ご覧になられるだけでもお着物ファンの方には楽しいと思います。
昭和の巨匠の迫力ある、でもとても可愛く素晴らしい秀作です。
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商品番号 r0846
薔薇に遊ぶ小鳥図訪問着 皆川月華作
販売価格 有難うございました
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