「朝倉間道手」本袋帯 二代目龍村平蔵製
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「朝倉間道手」本袋帯 二代目龍村平蔵製

茶道の世界でお道具に寄り揃って大きな役割を果たす茶の裂地とも呼ばれる名物裂、その中でも馴染みの深い間道手の柄を帯としてアレンジし復元した、龍村平蔵製の本袋帯です。
朝倉間道は越前の国の守護として活躍した、朝倉家11代当主の朝倉義景が愛用した茶入れの仕服の柄に使用されていた事から付いた名前だそうです。
その茶入れは後々に織田信長の手に渡り、そして本能寺に納められたそうですが、こんなシンプルな構成の縞であっても染織品の由来を紐解いていくと、どこか歴史のロマンの様なものまで感じられたりしてとても興味深く思えます。
やや渋みのある赤紅鳶色地に藍と辛子色の縞が全体に通り、お太鼓部分に横段の模様が織り込まれています。
扱うとスルスルと絹の触れあう心地良い音がして、しっかりとした打ち込みの良さが感じられ、お太鼓の形になりますと風格のある帯となって素敵な着姿を演出してくれる素晴らしい逸品です。
未着用品。
(長さ)4m30cm×(太鼓巾)30.2cm。

商品番号 r0849
「朝倉間道手」本袋帯 二代目龍村平蔵製
販売価格 有難うございました

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