「樹下双兎図」袋帯 たつむら製
納戸色の紬地に、古いコプト織の裂の断片を並べた様な図案が織り出された、たつむら製の本袋帯です。
オリジナルのコプト織は麻や毛で複雑な文様を綴織されたものですが、その質感をうまく表現され、古色のあるトーンで可愛い動物も散りばめられたお洒落な袋帯となっています。
3世紀から8世紀頃にエジプトで織られたと言われるコプト織は、古い染織品を紹介している本や美術館などでしか見られませんが、その多彩なデザインのおもしろさから、古くから西陣でも帯のデザインとして取り入れられています。
こちらのたつむら製の袋帯は、龍村さんならではの色調で中心に向かい合う兎や小さな鳥、木の葉などの図案が少し渋めの金銀の糸を織り込んで素敵に描かれています。
しっとりとしなやかな質感で、とてもお使いいただきやすい事と思われます。
地のお色は少し明るめの藍ですので、様々なお洒落着用のお着物と楽しくお合わせいただける事と思います。
今回の「楽しい春のよそほひ」展の中でも、大変おすすめの袋帯です。
(長さ)4m41cm×(太鼓巾)30cm。
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商品番号 r0870
「樹下双兎図」袋帯 たつむら製
販売価格 有難うございました
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