「飛鳥文」経錦袋帯 人間国宝 北村武資作
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「飛鳥文」経錦袋帯 人間国宝 北村武資作

重要無形文化財「羅」「経錦」技術保持者、北村武資作。
北村武資氏はお若い頃、正倉院に残された最古の錦を見られてその魅力に引き寄せられ、長い年月をかけて研究、復元に力を注がれました。
30代で日本伝統工芸展に出品、入選され、それ以後も毎回素晴らしい織物を発表し続けていらっしゃいます。
4月15日まで東京国立近代美術館工芸館で「織を極める」北村武資展が開催されています。
北村武資氏の長年の功績を一同に見る事ができる嬉しい機会で、美しい織物の数々に感動し、そして魅了されてしまい時間を忘れてしまう様です。
工芸館は旧近衛師団司令部庁舎でもあり、明治時代につくられた煉瓦の建物でレトロな雰囲気もあり、お着物でお出かけになられるのにも良いですね。
こちらはあまり出合わないタイプと言える黒地の経錦の袋帯です。
モノトーンのシックな色使いとなっていて、メタリックな光沢を放っています。 そのモノトーンの色使いの中にも、市松に配置されたお花の色は少し黄色味があり、極細の赤い糸で縁取られるように織り出されていて、それらがチャーミングなアクセントになっているのが心憎く思えます。
経錦独特のしっとりとしたしなやかさが魅力的で、お召になりますと黒もソフトな印象の変化のある色になり、季節によって小物使いを変えられて、色々なコーディネイトをお楽しみいただける事と思います。
手元にあるだけで嬉しい様な、おすすめの逸品です。
未着用品。
(長さ)4m38cm×(太鼓巾)31.4cm。

商品番号 r0891
「飛鳥文」経錦袋帯 人間国宝 北村武資作
販売価格 有難うございました

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