信州草木染吉野格子紬帯地 本郷孝文作
こちらは、昭和の民藝運動に関わられ、柳悦孝さんや白洲正子さんとの交流の中、織物を民間の芸術品としてのレベルに高める事にも貢献された、お父様である本郷大二さんの後を継がれ、柳悦博さんを師と仰ぎ、用の美を基本とした工芸的な素晴らしい数々の作品を作り続けていらっしゃる本郷孝文さん作の手織紬の作品です。
ふっくらとした信州の紬がきれいな草木の色に染められて、お洒落な変り吉野格子の地織と、お太鼓部分には市松に配置された代赭（たいしゃ）色の絣の足が美しい九寸名古屋帯地です。
藍、浅葱、緑、辛子などの色が緯糸でランダムに織り込まれているのがリズミカルなアクセントとなって、よりモダンに華やかさを添えているようです。
工藝作家作品ファンのみならずも憧れの様な本郷さんの作品ですが、大変取り入れていただきやすい色柄ではないかと思います。
手織紬ならではのしなやかで軽い使い心地の良さと、本郷氏作品ならではの充足感をお楽しみいただける事と思います。
今回は色違いの九寸名古屋帯地がもう1点と 単衣の紬のお着物が1点入荷いたしました。(下段画像参照)
帯のお仕立につきましては当店でも承りますので、ご相談くださいませ。
こちらの着物の地色は「#b2a047 WEB色見本 原色大辞典」を、
市松部分の色は「#7f3f00 WEB色見本 原色大辞典」をご参照ください。
商品番号 r0906
信州草木染吉野格子紬帯地 本郷孝文作
販売価格 有難うございました
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